
最もポピュラーで多く飲まれている煎茶。甘味、渋味のバランスが良く、爽やかな香りが特徴です。 4月下旬から5月上旬に摘まれる新茶は一番茶と呼ばれ、味・香りともに最も美味しいお茶として重宝されます。金子園の煎茶はほとんどが深蒸煎茶です。深蒸煎茶はお茶の葉をじっくり蒸してつくるため、茶葉は細かくなりますが深いコクとまろやかさが特徴です。 ここでは金子園の看板茶でもある「深蒸煎茶」のおいしい淹れ方をご紹介します。
こんな茶器を使うと一層おいしくいただけます
深蒸煎茶は茶葉が細かいので目づまりしないように急須はアミ付き、または深蒸し用をお使い下さい。
湯を適温にする お湯の温度は約80℃
お湯は必ず一度沸騰させ、しばらく弱火にしてカルキを抜きポットに移します。茶碗(ここでは3人分)にお湯を8分目ほど入れて湯冷ましさせます。この作業でお湯の温度が下がり適温になります。
茶葉の量は、大さじに軽く1杯(約8g)
▲このくらいの量を1杯
大さじに軽く1杯の茶葉を急須に入れます。約3人分の目安ですが、ひとりで飲むときもほぼ同量をお使い下さい。
それぞれの茶碗から急須にお湯を静かに注ぐ
茶葉を入れた急須に適温にしたお湯をそそぎます。
そのまま待つこと30~40秒
最後の一滴まで注ぎきりましょう
複数の茶碗には均等に注ぎわけます。最後の一滴まで注ぎきりましょう。最後の一滴には旨みが凝縮されています。急須の中にお湯を残しておくと苦味が出て、2煎目からのお茶がおいしくいただくことができません。 ※2煎目からは茶葉が一度開いているため、出が早いのでお湯を急須に移したら待たずにすぐに湯呑みに注いで下さい。
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